数多くのエンジニアを無期雇用しているメイテックグループは、中長期的に株主還元の最大化を目指し持続的に成長するために、経済危機の下でも雇用を守り抜くことが不可欠と考えます。よって、利益配分については、「自己資本の“質と量”の充実」を優先しながら、「資金の残高」も考慮した上で、業績に基づく成果を配分する方針です。
自己資本の“質と量”の充実度に加えて、資金の残高が事業運営上の必要資金(連結売上高の月商3ヵ月分)を上回る場合、配当および自己株式取得による総還元性向は100%以内を原則とします。
配当は、中間と期末の年2回実施し、配当性向は50%以上を原則とします。配当の最低水準は連結株主資本配当率(DOE)5%といたします。
自己株式の取得は、総還元性向と配当性向の水準を勘案して適時実施します。
取得後の自己株式は発行済株式総数の5%を上限として継続保有します。取得し保有する自己株式の上限を超える部分は当期末までに消却いたします。
※自己株式は、経営計画の目標達成等に向けて、今後の成長戦略の実行と成長に伴うリスクに対処していく機動的な財務政策を可能とするために保有します。
(注)
- 総還元性向=年間の株主還元額÷親会社株主に帰属する当期純利益
年間の株主還元額=配当金総額(中間配当+期末配当)+期中の自己株式取得額 - 配当性向=配当金総額(中間配当+期末配当)÷親会社株主に帰属する当期純利益
- 連結株主資本配当率(DOE)=配当÷連結株主資本
- 月商3ヵ月分=「必要運転資金(ワーキング・キャピタル)*:連結売上高の月商2ヵ月分」+「財務基盤強化資金(2010年3月期に相当する危機的な市場環境になった際の事業継続資金):連結売上高の月商1ヵ月分」
* 必要運転資金(ワーキング・キャピタル)は売掛金等を基準に設定
2020年 3月期 |
2021年 3月期 |
2022年 3月期 |
2023年 3月期 |
2024年 3月期 |
2025年 3月期 (予想) |
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年間配当金(円) | 第1四半期末 | - | - | - | - | - | - |
第2四半期末 | 86.50 | 68.50 | 78.50 | 39.00 | 44.00 | 88.00 | |
第3四半期末 | - | - | - | - | - | - | |
期末 | 115.50 | 115.50 | 139.00 | 63.00 | 70.00 | 97.00 | |
合計 | 202.00 | 184.00 | 217.50 | 102.00 | 114.00 | 185.00 | |
配当金総額(百万円) | 5,575 | 5,033 | 5,848 | 8,065 | 8,855 | - | |
配当性向(%) | 61.5 | 71.9 | 63.7 | 66.3 | 72.1 | 120.0 | |
純資産配当率(%) | 12.9 | 11.4 | 13.1 | 17.6 | 18.8 | - |
当社は、2022年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。
2022年3月期以前の1株当たり配当額については当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。